まんてんぼしの かがやき  ~ from Osaka

日々のささやかなひとりごと

みじかい紫陽花

昨日の夕方。いつも仲良しTちゃんと遊んで帰ってきた息子ですが、今日は手に小さなビニール袋をもっています。

「おみやげ~^^」

と言うので中をのぞいてみると、薄紫色をしたくちゃくちゃのものが入っています。

「あじさい^^」

ふーん・・・・。というか、どうみても袋の中でしおれてくたびれたもやしのような姿です。しかもなぜか花だけで、茎も葉もありません。

聞けば、Tちゃんの家の前にたくさん咲いていた紫陽花を、息子がほしいとねだって、Tちゃんがお花を切ってくれたのだとか。

なるほど。大きくて見事なお花ですが、花の下の茎部分がわずかに4cmほど残されただけで、ビニール袋の中でちょっと可哀想なことになっています。

しかしここであきらめたらきっと二人ともがっかりしてしまいます。それに一応未生流師範の名にかけても、ここは何とかしたいところです。

さっそく広口のグラスをさがして水を張り、短い軸を更に少しだけ落として水上げし、生けてみました。

かなり大振りの紫陽花なので、もたせ掛けないと自立できないのです。

しかも姿かたちはもやしのよう。きっとこのまましおれて枯れるのかと思っていました。

それが今朝見てみるとみなびっくりです。まるでお庭に咲いているかのように、それは立派な紫陽花に変身していました。

植物って、すごいですね。

紫陽花は水上がりがよいのかしらと思いながら、ほかの生け花に添えていた葉っぱを拝借し添えてみました。

なかなか良い風情です。

今年は家の紫陽花が元気がなくて咲かないなと思っていた矢先、ちょうどこのような大輪を見ることができて良かったです。