まんてんぼしの かがやき  ~ from Osaka

日々のささやかなひとりごと

虫捕り

虫捕りあみとカゴをセットで手に入れた子供たちは、その日は夜眠るまでおおはしゃぎです。家中かけ回って虫捕りごっこに夢中です。

以前住んでいたところは夏場は絶えずセミの声が聞こえていて、近所の子供たちとセミやらトンボやら捕り放題だったのですが、今の場所に越してからというものセミの声一つ聞かないのです。

お兄ちゃんはともかく、次男は自分であみを手にして虫を捕ったことがないので、今すぐにでも自分のカゴに虫をいっぱい捕ってみたい気持ちです。

数日後の晴れた午後、偶然庭先で見つけたバッタに、虫捕りあみとカゴを!とすぐさま指令を出す兄に、急ぎ家から持ち出して走りよる弟。

そんなの手ですぐにつかまえられるでしょ、と思いながらも面白いので黙って見ています。

ようやく今年の成果第1号がカゴの中に納まりました。弟のほうは勿論大はしゃぎです。

鼻高々に私のほうへカゴを見せにきます。そこには小さな薄緑色のバッタさんが。

頑張った子供たちには申し訳ないのですが、思わずつい言ってしまいます。

「すごいね。・・・でもかわいそうだから、もうちょっとしたら返そうね。」

かわいそうなのは子供たちかもしれません。毎回同じ事を言われ、たぶんがっかりしているでしょう。

けれどもちいさなカゴの中に閉じ込められている虫たちを見るのが、やはりつらいのです。金魚の話もありましたが、本当は魚などを飼うことにも反対しています。

動物をペットにして飼うという事にどうしても抵抗があるというか。私が逆の立場だったらと思うと、やっぱり無理なのです。

案の定私に「もうそろそろ返してあげようか。」と言われた次男のほうは、ぷんぷんに怒っています。幼いながらも思いつく限りの文句を並べたてています。

せっかく捕まえたのにごめんね。でも草むらの中で飛び回っているほうがバッタさんも幸せなんじゃないかな。

だって、先月は飼育ケースに土と一緒に入れてたダンゴムシ、2日後には干からびていたよね・・・。

これから夏にかけて私にとっても少々つらい季節が続きます。